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エントリーとは
企業への最初のアプローチがエントリーです。プレエントリーと呼ぶこともあります。
① エントリーとは?
(1)エントリーは企業との初めての接点
エントリーとは学生から企業への「選考を受けます」という意思表明です(資料請求ともいいます)。
具体的には、
主に就職情報会社のサイトを通じて氏名やメールアドレスなどの情報を会社に伝えます。
企業によっては、自社のホームページからや電話でのエントリー受付をするケースもあります。
エントリーを受けた企業はその情報をもとに希望者リストを作り、受付の通知をしたり、会社説明会や選考の案内を送ったりします。
〈プレエントリーとエントリーの違いについて〉
プレエントリーとエントリーを総じて「エントリー」と呼ぶことがほとんどですが、下記のように 区別して使われることもあります。
プレエントリー
…
資料請求の申込(プレエントリーをすることで、企業からのメールや案内が届くようになります。)
エントリー
…
選考の申込(エントリーシート送信や郵送をもってエントリーとみなされる など。本エントリーと呼ばれることもあります。)
(2)注意!エントリーには、たいてい締切があります!
エントリーをしていないと
その後の説明会や選考の参加もできないことが多く見受けられます。
就職活動が始まるとスケジュールがとてもタイトになります。
毎年、「エントリーしそびれた」という話を聞きます。
早めのエントリーを!
(3)インターンシップの応募時にエントリーした場合は?
インターンシップ用のエントリーと、本番の就活用のエントリーは別という企業が多いようです。
インターンシップに応募する際にエントリーした企業や、インターンシップに参加した企業についても改めてエントリーしましょう。
(4)どのくらいエントリーするの?
2024年卒マイナビ学生就職モニター調査では、今春就職した大学生のエントリーの平均は21.7社となっています。
例年、就職情報会社のサイトがエントリー受付を開始した月からの1ヶ月でエントリーが25社を越えている人は、早く就職が決まることが多い(就職活動の行動量が多い)印象です。
② エントリー時の注意
(1)エントリー時の自己PRはどうする?
インターネットからエントリーする際、
自己PRなどの記入(入力)を求められることがあります。
エントリーする時期は就職活動も序盤ですから、まだまだ自分の整理も業界や企業の研究もできていないことが多く、どう書けばよいのか戸惑うことがあると思います。
この記入(入力)がないとエントリーは完了となりません。あまり完成度を求めず、まずはエントリーすることを最優先しましょう。
(2)エントリー先は必ず記録を!!エントリー後の返信についての内容も記録!?
インターネットの就職情報サイトからのエントリーには「一括エントリー」といって複数の企業を一括してエントリーすることができるやり方もあります。
そのため
「自分がどこにエントリーしたのかわからない。」
「どのサイトからエントリーしたのか忘れてしまった。」
という学生が多くみられます。
選考日を失念するなどのミスを招きやすいので注意!
エントリーした企業は
「いつ」
「どの媒体を通じて(どこのサイトか)」
「エントリー確認の返信の有無とその内容」
をかならず記録しておきましょう!