STEP
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外国人留学生の方へ
スケジュールや方法は日本人学生と同じです。通常のインターンシップ・就職ガイダンスのほか、11月頃に実施予定の「外国人留学生のための就職ガイダンス」にも出席して、ポイントを掴みましょう。
① ここに注意!外国人留学生の就活
● 日本企業の特性を理解する
日本企業は新卒一括採用で、入社後に時間をかけて育成していくスタイルが多いです。卒業後すぐに入社し、社内で研修を重ね、人事異動を経て様々な仕事を経験し、給与や役職も徐々に上がっていく、そんなキャリアがまだまだ一般的です。そのため、皆さんは在学中に就職活動をする必要があります。
日本企業の採用は、職務や労働条件で採用する「ジョブ型採用」ではなく、共同体の一員になるという意味の「メンバーシップ採用」とも言われているため、「その企業で働く」ことを前提とした就職活動をする必要があります。
● 日本語能力
即戦力としてビジネスレベルの日本語力が必要です。心配な方はキャリアセンターで履歴書の添削や面接練習を受けましょう。
● 求人の選び方
就労ビザ(詳細は「② ビザの切り替えについて」参照)の審査には、いくつかの基準があります。
・本人の学歴やそのほかの経歴から相応の技術・知識を有しているか(大学や大学院の専攻との関連)
・従事しようとする職務内容からみて、本人の有する技術・知識などを生かせるか
(その国の外国人であることを生かした仕事か)
こういった基準に加え、その企業自体の安全性や継続性なども審査の基準となります。
せっかく内定が出ても、就労ビザが下りなければ日本で働くことはできません。求人選びの段階から注意が必要です。
② ビザの切り替えについて
現在の「留学」ビザの有効期間は卒業までとなります。内定を得た方は「就労ビザの申請」、日本での就職活動を継続したい方は「特定活動ビザの申請」が必要になります。特定活動ビザの申請には大学からの推薦状が必要です。4年次の2月以降に発行できますので、窓口で相談してください。
③ 外国人留学生向けのサービスとサポート機関
● キャリアセンターでは、添削や面接練習を受けることができます。学内会社説明会には、過去5年以内に外国人留学生採用実績のある企業や団体も参加しています。
● 公的機関の「東京外国人雇用サービスセンター」では、外国人向けの各種セミナーや合同企業説明会のほか、求人の紹介を受けたり個別に相談をすることができます。外国人留学生専門のジョブサポーターが、月に1回大学での個別相談にも応じます。
東京外国人雇用サービスセンター
TEL 03-5361-8722
東京都新宿区四谷1-6-1コモレ四ッ谷四谷タワー13階