STEP15 福祉職場・医療機関への就職について

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福祉職場・医療機関への就職について

福祉、医療機関への就職は一般企業への就職スケジュールより遅めになります。特に大学に届く福祉関係の求人は5月以降に増加します。また、採用情報の探し方、選考も少し異なります。

① 仕事のジャンルと採用形態

(1)社会福祉法人
(2)病院
採用情報を見て応募、選考を受けます。ただし、公募を行わず、実習生やボランティアから採用するケースも多いようです。希望の施設には、ボランティアや見学を通して積極的に自己PRすることもひとつの方法です。また、福祉人材センターは様々な福祉の求人を扱っているのでぜひ活用してください。
(3)社会福祉事業団・
社会福祉協議会
採用情報を見て応募、選考を受けます。ただし、試験内容は公務員試験に近いスタイルです。募集人員が非常に少なく、募集時期もまちまちなので求人情報をこまめにチェックしたり各協議会に問い合わせしたりする必要があります。
(4)公務員(福祉職) 公務員試験を受けることになります。
(5)民間の福祉・
医療系企業
他の業界と同様の流れ、選考です。

② 採用情報の探し方

(1)大学の求人情報
例年、大学のキャリアセンターには、医療・福祉関係の求人票が数多く届きます。求人票はポートヘボンにあるキャリクルまたはキャリタスUCから閲覧できます。ぜひ活用してください。例年、秋には3年生を対象とした福祉の仕事ガイダンスの動画も公開しています。

(2)社会福祉人材センター、ハローワークの福祉コーナー
求人情報は各都道府県の社会福祉人材センターや、ハローワークの福祉コーナーでも得ることができます。一度問い合わせてみると良いでしょう。

(3)インターネットの求人情報
福祉人材センター・バンクのホームページ、福祉のお仕事で求人検索できます。

(4)社会福祉施設等名簿より直接問い合わせる
各都道府県のホームページで社会福祉施設等を調べると、施設情報を名簿で確認することができます。それをもとに志望の施設・法人を見つけ、新卒採用の有無を問い合わせてみるのも一つの方法です。

③ 福祉施設の見学

福祉施設への就職を希望する場合は、働く環境を実際に自分の目で見て確認することがとても大切です。公募を行っていない施設でも、施設と関わりのあった実習生やボランティア、施設見学に来た学生に声がけするというケースもあります。希望する施設には、見学することができるか積極的に問い合わせてみましょう。