STEP03 自己分析 (03)

STEP

03

自己分析

③ 自己分析の方法

自己分析は、必ずこうやらなければいけないという方法はなく、能力・価値観・興味を自分がしっかり把握できれば、どんな方法でも構いません。
ここでは一例として、〈自己分析ワークシート〉を活用した自己分析の方法をご紹介します。

〈ワーク手順〉以下の手順でワークを行ってみましょう!

  • (1)「【能力・価値観】直感で自分の特徴を書き出そう!」
  • (2)「【能力・価値観】取組内容から自身の特徴を洗い出そう!」
  • (3)「【能力・価値観】人に聞いてみよう」
  • (4)「【興味】興味のあるもの 好きなもの」
  • (5)「【興味】どんな仕事をしてみたいか」

自己分析を進めていく上で、以下にいくつかポイントをご紹介します。

〈ポイント〉

  • (1) 頭の中だけで考えずに、必ず紙に書き落とす。
  • (2) 日常生活で、少しでも「おっ!これは自分らしい!」と思うことがあれば、メモを残す。
  • (3) 必ず自分の実体験(過去の経験)をもとに分析する。
  • (4) 分析する際は、飾らずに「ありのままの自分」で考える。自分に素直に書いていくことが大切。
  • (5) 「こんなことはたいしたことない(アピールにならない)」などと勝手に自分にブレーキをかけない。些細なことでもいいので、自分らしいことは全て洗い出す。
  • (6) 他人(ご家族や友人など)にも、自分の特徴を聞いてみて多角的に把握する。
  • (7) 人の分析結果と比べる必要はない。

④ なぜ自己分析が重要か

就職活動のゴールは、単に「企業・団体から内定をもらうこと」ではなく、「自分に合った企業から内定をもらい、その企業・団体でやりがい・満足感を持って充実して働いていくことができること」です。
それを踏まえたとき大切なことは、「自身と企業・団体とのマッチング」です。そのためには、自分に合う企業を見つけ、「その企業・団体にいかに自分が合っているか」をアピールすることが重要です。そのアピールができないとそもそも企業から内定をもらうことはできないため、まずは自分自身のことをしっかり把握していきましょう。
自己分析を疎かにしたまま、なんとなく内定をもらい、なんとなく就職したがために、就職後に「自分はこの会社(団体)に合わない」と気づき、早期退職してしまうケースが多々あります。
また、先輩達の相談であるのが、以下のケースです。
「志望企業(団体)から内定をもらえ、就活をやめるつもりでいたが、本当にこの企業に就職していいか不安になってきてしまった。」
上記のケースでも、自己分析をしっかり行っていて、「自分にはこの会社(団体)が合う」と思うことができれば、不安はある程度取り除くことができます。しかし自己分析をしっかりと行わなかった場合、次第に「自分にはやっぱり合わない」と思い、再度一から就職活動を行うということにもなりかねません。(実際にこういうケースが決して少なくありません。)
以上のように、自己分析は就職活動の基本であり、重要な要素であるため、早めに取り組み始め、また、腰を据えてじっくり行うようにしてください。
自己分析に関するご相談ももちろんキャリアセンターでお受けしています。