（1） 初任給
東京・総合職の場合、平均21万円です。初任給が平均と比べてあまりにも高い場合は、残業代や退職金がすでに含まれている場合もありますので確認してください。
基本給は初任給の中に含まれます。全額が基本給のこともあれば様々な手当が含まれて基本給が低いこともあります。基本給は、ボーナス○ヶ月分という時や、退職金支給時の基準になります。月々の給与が多くても基本給が低いとボーナスが少なくなるので注意！

（2） 従業員数と採用予定数
採用予定数が従業員数の10％を超える場合は、離職前提の採用をしていることもあるので、離職率を確認しましょう。就職四季報や、求人とともに公開されている青少年雇用情報に掲載されています（青少年雇用情報では、平均勤続年数や研修の有無・内容等の職場情報を知ることができます）。

（3） 休日
土、日、祝日が休みの場合、年間120日前後になります。（1日8時間勤務の場合、法律上では105日以上の休日が必要です）。

（4） 平均年齢
この数値だけで良悪は判断できません。設立年数や平均勤続年数などと照らし合わせて確認しましょう。平均年齢20代であれば、若いうちからどんどん責任ある仕事を任される職場環境である一方、長く勤める社風ではないのかもしれません。平均年齢40代であれば、年功序列が強い一方、安定して働ける環境が整っているとも言えます。平均年齢の「理由」を考えて、自分が希望する働き方と照らし合わせて判断することが必要です。

（5） 社会保険等
最低限の福利厚生です。①健康保険 ②雇用保険 ③労災保険 ④厚生年金 の4つに加入しているかは必ずチェックしてください。4つをまとめて社会保険完備と表記している会社もあります。